その男達、密室事件
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「……あっ」 空き教室の入口に立った助手が、珍しく驚いたような声を出す。 「どうしたんだ助手?」 いつもと同じエロ本を何故か反対にして読んでいた適当探偵は一応助手に訊いた。 「探偵、事件が起きました」 「なんだ君は?寝ぼけてるのか。何も無いじゃないか」 「……ドアが開きません。何者かに閉じ込められたようです」 「何ぃ!?」 探偵は起き上がってエロ本を閉じた。
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