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「眠い‼寝るっ」
そういうと沢田さんは、スーツを脱いで、私のベッドに横になる。
私は、電気を消して沢田さんの横のスペースへ入り込む。こんな時、無駄に大きくて邪魔なこのセミダブルを買って良かったと思う。
私が定位置に着くと、彼は私の頭の下へ腕を滑りこませる。私は、彼の左肩に頭を乗せて、彼に答える。これがいつのまにか当たり前の動作になっている。
だけど、私たちは恋人でもなんでもない。事実上、部下と上司。そういう関係。
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