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看板にはこう書かれていた
「…じさつ…てつだい、や…?」
自殺
ついさっきまで考えていたことが蘇る
『こんな世界で生きたくない――…
死んでしまった方がいい――…
そんなふうに思ったこと、ありませんか…?
そんなあなたの自殺
手伝います。』
「自殺…手伝います…」
看板が置いてあるところにはドアがあり、その中が『自殺手伝い屋』になっているようだ。
樹は無意識のうちに、そのドアノブに手を掛けていた。
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