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「あれ?翼さん達…眠っちゃったの?」
リコがそう言うと悠は頷く。
「みたいだね。二人はゆうべ
かなり呑んでたから…。」
「そっか…。二日酔いっぽいのに
私の為に群馬まで見送りなんて…
ホント優しいね。」
リコはそう笑って二人の寝顔にペコッと頭を下げる。
「ありがとう…」
すると悠が口を開く。
「ねぇ…リコ…」
「ん?」
「俺ね、しばらく群馬に
住む事にしたんだ。」
「へぇ~そうなんだ。」
リコはん?となり次第にハッとする。
「って…えっ?!今なんつったぁ?」
リコは驚き悠を見る。
「だから俺…群馬に住む事になったんだよ。
群馬に華道の有名な師匠が居てさ…
その人に習う事になったんだぁ。」
リコは驚き悠を見つめている。
「だから、よろしくね!」
悠はそう普通に言ってリコに笑いかける。
ちょっ…悠くん……?
マジーーー?
リコは驚きを隠せずに居る。
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