二日目

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ある雨の事 「あー退屈…勇者でもこないかな…」 仕事がかなり早く終わって退屈していた。 と、そこにルビが 「やめてください。ほんとに勇者来ますよ?」 「でもさー、ほんとに退屈なんだよ?勇者が来そうだし」 「魔王様の勘は当たるんですから、ほんとにやめてください」 とやりくりしていたら、魔物が一匹入ってきた。 「魔王様!大変です!」 「どうした?そんなに慌てて」 「ゆ、勇者が来ました!!」 「ほら…ほんとに来たじゃないですか」 「そんな事いわず…んじゃ、迎え打ってくれ」 「はっ!」 と魔物はそそくさと出ていった。 「で、どうするんです?これから」 「どうするってそりゃ…女がいたら生け捕り、それ以外は撃破…かな」
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