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私とクン君が付き合い初めの頃、時々クン君にチカラから電話は来た。
普通の先輩と後輩の電話。
チカラの弟のブル君は、私達の事は知っていた。
クン君と付き合い初めの頃。
夜中にクン君から電話が来た。
私:どうしたの?
クン君:ゴメン。夜中に。眠ってた?
私:うん。何かあったの?
クン君:さっき、ブルが久しぶりに遊びに来てた。
私:ブルちゃんが?
クン君:うん。それで、ブルには、俺達の事話した。
私:うん。
クン君:ブルは、大丈夫だよ。お兄とカロリさんが付き合ってたのは、昔だから。何も言わないよ。って言ってた。
私:うん。だって、昔だからね。チカラに何か言われる筋合いもないから。
クン君:うん。
私は思った。
チカラの存在って…。
まわりから色々聞いてたけど、怖い存在なんだ。
実際、私も付き合ってた半分以上怖かったけど。
こんなにも、怖がられている。
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