チカラとクン君と私。

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私:嫌だ。あなた達二人で飲ませるの、怖い…。 クン君:大丈夫だよ。心配しないで。 私:…。わかった。 私は白に先帰るねと合図を送る。 白:何で? 小さな声で私は。 クン君とチカラ二人で話ししたいみたいだから。 白:良いよ。居といて。大丈夫。帰るな。 私:うん。でも今日は。 私はチカラとクン君に。 私:先に帰ろうね。 チカラ:うん。お前が居たら、何も話し出来ん。 クン君:ゴメンな。 私:一言言って良い? 二人:? 私:チカラ、お前、クン君はカロリの彼氏、好きな人。 チカラ:うん。 私:だから、手出すな。 カロリが帰った後にでも、クン君に手出すなよ。絶対に! チカラ:クン、こいつ酔っぱらってる? 私:はい?手出すなよって! チカラ:大丈夫。しない。もうしない。大丈夫。 クン君は、私に押さえて、押さえてカロリ…。みたいに行動を取る。 私:一応お前もだよ。クン君。お前も先輩に手出すな。 クン君:うん。ゴメン。大丈夫だから。しない。 チカラ:大丈夫。 私:ゴメン。今言葉は汚いけど、お前達二人が喧嘩したって、私がどう思ったかわかるの? 私は悲しくなった…。 チカラは下を向いてる。 クン君は、私がちょっと熱くなってきたから。 クン君:カロリ帰ろう。送るよ。ゴメンな。 私:うん。帰る。 何か涙うるうる…。 涙がちょっと…。 帰り際、チカラが私の方に振り向いて、何か言いたそうだったけど。 私が涙流したのを知って、何も言わずにうつ向いた。 私も涙見せたくなくて、クン君に隠れた。 恥ずかしい。涙流してる…。 場崩しちゃった…。 外に出た。 クン君:大丈夫?ゴメンな。 私:うん。大丈夫だよ。ゴメンね(笑)何も二人しないでね。 クン君:もうしないよ。大丈夫。家まで送るよ。 私:大丈夫。タクシーだから一人でちゃんと帰れるよ。ありがとうね。クン君戻って。
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