第1部 その1

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〈いや、違うな。ちゃんとした保育所はどこも子供達で一杯だ。運が悪かったのだ。別のどこか条件の良い場所に預けよう。自分には仕事があるし、あの人も仕事で目一杯だ。やはりどこかに預けるしかない〉 そう、考えた時、部屋の入り口から声がかかった。
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