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ボクは売店に行った後、
教室に戻るのも億劫なので、屋上に来ていた。
因みに、普通は誰も入れない。高さのある梯子から登り、鍵を開けなければいけないからだ。
合鍵を造り、この屋上に
少し前から出入りしている。いじめメンバーから逃れるためであり、非常事態のとき用にでもある。
個室には、家から持ち出した非常食一週間分(二人分)、役にたつもの等がしまってある。
まさに、秘密基地だ。
先生も、滅多に訪れない。そんな場所に、ボクはこっそりと逃げ込み、しばらく睡眠をとることにした。
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