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少女について行き、机のある広い部屋に俺は来た。
そこには既に料理ができていた。
「さあ食べましょう」
少女はすでに椅子に座っていた。
きっとさっきは料理ができ、俺を起こしに来たのだろう。
すると俺が起きてたんだな。
料理を食べながら疑問に思ってたことを聞いた。
「そういえば君の名前は?」
「ああ、名乗ってませんでしたね。私はイリシアといいます」
「俺は柴勇人。よろしくイリシア」
俺は右手をイリシアの前に出した。イリシアは出された右手の意味がわからず、首を傾げた。
握手はないのか。
そう思って、俺は残念そうな顔して右手を戻した。
「シバユウトですか。ではシバと呼ばせてもらいますね」
イリシアは俺に笑顔を向けて言った。
今気付いたがイリシアはかなり可愛い。透き通るような蒼い眼に、長い蒼い髪。顔も整ってるし、かなりの美少女とみた。
ご飯も食べ終わり、俺はイリシアに今までの経緯を話していた。
異世界から来たことは抜いて。
「気がついたら森にいて、崖から落ちて少し歩いたとこで意識を失ったわけですか………」
「ああ、そういうこと」
「森にいる前の記憶は?」
「……ないな」
だってその時はこっちの世界にいなかったし………。
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