6、悲劇

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長かった1日が終わった。 まぁ、終わったっていっても学校がってことだけど。 最近は、親たちもあたし達の事を気に掛けてくれなかった。 だから、今日も街をぶらぶらしていたあたし達。 夏希「今日はどこに行く?」 愛美「うーん…クラブは?」 夏希「いいねぇ♪行っちゃいますか?」 もちろん、中学生は立ち入り禁止のばしょだ。だけど、大人っぽいキレイな顔立ちをした夏希、横幅が広く大人っぽい雰囲気をかもしだすあたしは、普通に入れるのだ。 まぁ、横幅はちょっとだけ…だけど。 そのちょっとがちょー重要だ。 愛美「今日、夏希のお母さんいるの?」 夏希「いや、いないはず。」 愛美「じゃあ、夏希の家で準備してから行こうか。」
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