プロローグ

14/15
前へ
/15ページ
次へ
理樹「そこで今夜は、僕たちに出来ることはないかを考えました。たった一度しかできませんが、このイベントは、この気持ちは…僕たちリトルバスターズメンバーからの感謝の贈り物です♪」 リトルバスターズメンバー『いつも学食ありがとうございます♪』 斎藤「みんな…」 鈴木「斎藤さん…この子たちに、私たちからも何か言わないと…いけませんね?」 笹倉「えぇ…こんなに嬉しいことなんて…一度もなかったもの…」 中島「もう…涙しか出ませんね…」 斎藤「……キャプテンさん?」 理樹「は、はい…」 斎藤「私たちはね…確かに毎日辛いわよ?こんな歳になれば、体にだってガタがきちゃうし…何より身体的にも精神的にも辛いわ…本当に、もう辞めたくなるぐらい」 理樹「…」 斎藤「けどね…それを毎日あなた達(リトルバスターズ)が忘れさせてくれるの…♪」 鈴木「毎日ご飯を作ってね…みんなが当たり前のように食べて、お友達といっぱいお話をして…そして完食してくれて、“ありがとう”とか“おいしかった”って…ただそれだけで嬉しいの…」 笹倉「けど、あなた達は毎日賑やかで…楽しそうに食べてくれて、学食を熱くして…盛り上げてくれる、まるで自分達の子供みたいでね…」 中島「だから、毎日の学食が楽しくてね…幸せなの…みんなの笑った顔で、いっつも勇気付けられるから…」 斎藤「だから私たちも…あなた達に感謝しているのよ…?ありがとうね…」 理樹「斎藤さん…」 恭介「はぃ…グスッ、こちらこそ…ヒグ…ありがとぅ…ございます…」 佳奈多「涙腺低い先輩だこと…」 沙耶「けど、たまにはいいことするじゃない…見直したって感じね」 笹瀬川「ま、たまにはですけど」 鈴「まぁ、うちの馬鹿兄貴は馬鹿だからな」 恭介「馬鹿で結構だ♪そんじゃあ…いっちょ派手に盛り上がっていくかぁ♪」 リトルバスターズ『おおおぉぉぉぉぉッ!!!!!』 変わらない日常… 変わらないメンバー… 変わらない絆… 僕たちリトルバスターズは、永遠に変わらない友情で… 今日も過ごしています…                 Fin…
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加