動物病院

6/8
前へ
/344ページ
次へ
――――――・・・・・・・ ―――――・・・・・・ ――――・・・ 「命に別状はないよ」 優しそうな顔をした獣医さんがそう言った 『よか・・・た・・』 私は急に緊張がとけて、その場に崩れ落ちる 智「・・・」 「でもまだ安定はしていないから、しばらくはここで治療を重ねて行くことになるけど」 『リーが・・リーが生きていられるなら、お願いします・・・っ』 私はボロボロと涙を流したまま先生に頭を下げた しばらくして私が落ち着いて来たのを確認し、先輩は私の腕を引っ張って病院から出した 『先輩も・・ありがとう 先輩がいなかったら「お前、飼い主やめたら??」 .
/344ページ

最初のコメントを投稿しよう!

382人が本棚に入れています
本棚に追加