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「命に別状はないよ」
優しそうな顔をした獣医さんがそう言った
『よか・・・た・・』
私は急に緊張がとけて、その場に崩れ落ちる
智「・・・」
「でもまだ安定はしていないから、しばらくはここで治療を重ねて行くことになるけど」
『リーが・・リーが生きていられるなら、お願いします・・・っ』
私はボロボロと涙を流したまま先生に頭を下げた
しばらくして私が落ち着いて来たのを確認し、先輩は私の腕を引っ張って病院から出した
『先輩も・・ありがとう
先輩がいなかったら「お前、飼い主やめたら??」
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