プロローグ

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今は授業中。 それなのに、私の斜め前の席で眠っているのが誰でもない裕ちゃんだ。 そんな裕ちゃんとは、小学三年の時に会ってから、ずっと同じクラスのまま高校二年生になった。 裕ちゃんは変わった。 元気で授業中に良く発言していたのに、今じゃこれ。 それに、毎日遅刻してくる遅刻魔だ。 なんか、年々裕ちゃんを見て失望していく。 こんなんだったら、違う高校行けば良かった…。
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