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………話し始めて数分後…………
「…まぁここの決まりでは、性別は問われないから大丈夫だろう。」
「そうだな。……さて、ナンバープレートと……あとは……。」
何やら、問題は解決したらしく、男が何かの準備を始めた。
一人の男が準備のため部屋から出ていくと、部屋には少女ともう一人の男だけになる。
「お前、名前は?」
「…えっ?」
突然の質問に、少女は驚いた。
「だから、お前の名前。何て言うだ?」
再度、男から質問がかけられた。
ーな、なまえ?なにそれ…。ー
少女は、思った。
なかなか答えない少女に対して、男が言った。
「な・ま・え!聞こえてるのだろう?答えろ!…………もしかして無いのか?名前…。」
ー無いってなに…?何を言ってるの?ー
少女が男の質問に考えていたら、さっきの男が戻ってきた。
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