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「…ふぅ…………ん?…なんだ、起きてたか。」
扉が開いた先には、体格がいい男が立っていた。
「…あなたは……誰?」
少女は、男に尋ねた。
「俺か?俺は、商売人だ。」
少女は、首を傾げて答えた。
「しょうばい…にん?」
ー聞いたことが…ない言葉…。ー
少女は、頭の中でそう思った。
「おい!!なにボサッとしてんだ!!さっさと降りろ。」
男は、少女の腕をつかんで無理矢理馬車から降ろそうとした。
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