3人が本棚に入れています
本棚に追加
…目の前には、鉄の扉。
ーここ……どこだろう…?ー
少女はそう思い、その扉に触れようとした瞬間…。
「貴様!何者だ!」
扉の向こうから、軍隊のような服を着た男が怒鳴った。
少女は、いきなりだったので返事をするが遅れた。
「……えっと、しょうばいにん?って人にここで降ろされたんだ…。」
「…商売人だと。おい。今日、来る予定など合ったか?」
男は、少女には分からないようにもう一人の人物に確認した。
「…今日か?えーっと……あぁ来る予定になってるぜ。もう着いたのか?」
その人物は、紙のような物を見て応えた。
「あぁ。手錠もしてるし…間違いないな。よし、今から扉を開けるからじっとしてろよ。」
男は、服のポケットからカギの束を出して、ひとつ選んだ。
最初のコメントを投稿しよう!