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………小屋の中に入ると、先ほどの声の持ち主が、テーブルの近くに座って紙を見ていた。
「ん?連れて来たか。……っておい。こいつ…。」
その男は、こちらに気付いたのか、少女に指を指して応えた。
「うん?どうかしたか?」
少女を連れて来た男が応えた。
「だって、こいつ………女だぞ。」
沈黙…。
「なに言ってるんだ。こんな所に、女なんて来るわけ…ないだろう……?」
二人して、少女を見た。上から下へ…目線を動かす。
ー…なんか…見られてる。変な感じ…。ー
少女は、そう思った。
「……やっぱり、女だ。なんでここに?」
「商売人の手違いじゃないのか?」
二人は、後ろを向いて、話し出した。
ーなに、話してるんだろう…?ー
少女は、気になったが、まぁ待つことにした。
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