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「1年!あんた名前は?」 すると奥から足音がし、背が低くく、可愛らしい女の人が出てきた。 「こら祐一!そんな言葉使わない!遊びに連れてってあげないよ」 「えー!」 長めの焦げ茶の髪にゆるくかかるウェーブ。その女性は白いワンピースを身にまとっていた。 「桜さん今日もお綺麗ですね。どこかお出かけですか?」 宮城の歯の浮くような言葉と笑顔に身震いがした。 「はいっ、久しぶりに遊びに連れて行ってあげようと思って…」 顔が真っ赤…。 もしや宮城に対して照れてる…?
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