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「はあぁ」
「くらえぇ」
「うわぁー」
霊道奥地にて人間たちと魔界側の戦いが繰り広げられている
「麗様、」
「結奈、私から離れるな」
「おい、てめぇら
何コソコソしてやがる、ぶっ殺すぞ」
麗らの前には5人程の鬼が
立ちはだかった
「ふん、貴様ら程度の下級妖魔なんぞに殺されてたまるか」
「この野郎ォ、ぶっ殺してやる」
鬼たちは麗たちに向かって
猛進しだした
麗は5人に向かい弓を引いた
すると矢の刺さっていない弓から
光の矢が飛び出した
光矢はすべて5人の胸に刺さった
「うがぁ」
矢は刺さると
同時に鬼たちの体を青い炎で燃やした
「ふむ、あやつ、なかなか」
芙蓉は遠くからそれを見ているのだった
「どうしたですか!?姉さま」
「ん、椎名か、」
「みんなお面付けてるから
顔は解りませんが、
あの赤みがかった髪の子、すごいですね
一人でもう数十人やっちゃってますよ」
「あぁ、あやつ、面白いな
椎名、少し耳を貸せ」
「何ですか」
芙蓉は椎名になにか告げ口をした
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