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葉鶴「!?」
幸村は葉鶴の髪の毛を手に取ると、ジロジロ見始めた
幸村「きれいな色だなぁ…
葉鶴はバテレンなのか?」
葉鶴「…ばてれん……?」
幸村「バテレンを知らんのか?」
幸村の言葉に葉鶴は頷く
幸村「バテレンって云うのは、海の遥か向こうから渡来してきた奴のことだ。」
葉鶴「海の遥か向こう……
外国人?」
幸村「がいこくじん?」
葉鶴「…あ、いや……」
幸村「?」
葉鶴「わ、私バテレンじゃないし…」
幸村「何!?
じゃあ、この色は元からか?」
幸村が葉鶴の髪を見て言う
葉鶴の髪の色はブラウンがかかったものだったのだ
葉鶴「いや、それは染め…
いや…自然現象です。
半年ぐらいしたら黒になりますから…」
幸村「これが黒に!?
葉鶴の髪はすごいな!」
そう言うなり、髪をジロジロと見る
葉鶴「…………近い…」
幸村「ん?」
葉鶴「近いっ!!///」
葉鶴は、目の前まで来ている幸村に言う
幸村はそんな摩耶を見て、ニヤリ、とすると
幸村「なんだぁ?
照れてんのかぁ?」
と、尚も葉鶴に近づいた
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