120人が本棚に入れています
本棚に追加
葉鶴「わ…私……」
葉鶴(…何でこんなとこにいるの……?)
信玄「?」
葉鶴「私は…未来……から来た……?」
幸村「……は?」
信玄「……」
葉鶴は自身の疑問をそのまま口にした
幸村「みらい…ってなんだ?」
葉鶴「……………は…?」
まさかの問い掛けに、葉鶴の思考が止まる
葉鶴「…もしかして……
この時代には[未来]という言葉がないの……?」
幸村「言葉…?
国名ではないのか…?」
葉鶴「くっ…国!?」
そんなオーバーな…と葉鶴は思ったが、次の言葉に耳を疑った
幸村「ここは甲斐の国、葉鶴はこの国の民ではないのだろう?」
葉鶴「甲斐の国……!
そうか……」
葉鶴(この時代では日本人同士で戦っている時代なんだった……
…――――――だったら………)
葉鶴「未来、とはこれからのことです…
例えば、今から何時間後……何刻後?も未来ですし、明日も未来。
私の場合は遥か先の彼方…
約400年先の未来……
私はそこから来ました……」
・
最初のコメントを投稿しよう!