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美玖「ふぁぁあ~ぁっと…」
ピピピピ ピピピピ
ポチ
初めまして、黒星 美玖です。
今日から私は念願の中学生!!
楽しみで仕方ありません✨
いつもなら有り得ない事に、
目覚ましより早く起きました。
ガチャ
部屋を出て、階段を下り、
洗面所へ向かう。
歯を磨いていると、扉の横を
お母さんが通った。
と思ったらまた後ろに下がって
私をまじまじとみた。
穴開くよ、私に……
母「珍しく随分早いのね」
美玖「らっええんあんおゆうあうえいあおん✨
(だって念願の中学生だもん)」
母「それが続けばいいけどねぇ」
美玖「むいいひおひいお
(無理に等しいよ)」
母「その位わかるわ。12年一緒にいれば。じゃね」
お母さんは去っていった。
私のあの言葉で通じるとは、
さすがお母さんだな。
顔まで洗い終わって、
ダイニングへ行く。
着くと、朝ご飯はもう出来上がっていた。
エッグトーストと、
ウインナー、スクランブルエッグ、
レタスときゅうりのサラダ。
茹でタマゴ乗ってた。
あと、たまごスープ。
美玖「た、タマゴ多くない…?」
母「この前おばぁちゃんから送られて来たのよ、大量に。野菜ならまだ聞くけど、タマゴは初めて聞くわよ。」
お、おばあちゃん…
美玖「おばあちゃんなんでタマゴを大量に送る事になったんだ…?ま、いっか☆いただきまーす」
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