第零章 第一話『月光』

2/2
前へ
/23ページ
次へ
『ああ…』     『いい月やぁ』     今夜は満月、空は雲一つない月浴には最高の夜     いつものベランダで揺り椅子に身体を預け、酒を飲みながら月浴を楽しむ男の姿…     『僕が産まれた時もこんな月の夜だったのだろうか?』     そんな事を考えさせる程のいい月であった    
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加