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「ふぁ~ねみぃ」
村外れにある小さな湖でロビンは夕飯の魚を釣っていました。
昨日もよる遅くまで男子たちと遊んでたようです。
そこに一人の女の子が現れました。
「ロビーン」
ロビンの名前を呼びながら大きく手を降り現れたのはマロン姫だった。
「まろん!?お前まだ勉強の時間だろ?」
「大丈夫、今日はお父様がお城に行くからって早めにおわったの♪」
にっこり笑いながらロビンに近づくと隣に座り湖を覗きこんでいた。
「まぁそれならいいけどな。」
そのまま気にせず釣りを続けていた。
「ねぇ、ロビン。」
マロン姫は湖を眺めながらポソリと呟き
「んっ?」
「ロビンは…」
何かをいいかけたマロン姫だが、やっぱりいいやとおもい、にっこり笑いロビンをみた。
「やっぱりなんでもない♪」
「なんだよそれ。」
ロビンは苦笑いした。
時間が過ぎてだいたいの魚が釣れればロビンとマロン姫は村に戻った。
「おかえり、ロビン、姫様」
「ただいま、はいおばさん。」
ロビンは村一番の料理人マミに魚を渡した。
「あらまぁ今日はたくさんとれたのねぇ、ありがとう。」
マミは魚をうけとれば、早速塩につけて、夕飯の準備に取りかかった。
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