1人が本棚に入れています
本棚に追加
「よーロビン、相変わらずちびだな。」
村の中心にくると、村の子供達が集まっていて、ロビンと同じ年の男子、ケンがいた。
「うるせー、ちょっとは背は伸びたし。」
ロビンは『ちび』と言う言葉にヤケになり、そう言うと、ケンはニヤリッと笑い
「今、何センチだ?」
というとロビンは声が詰まった。
「………」
「……」
「……155…」
ロビンがポソリというと、ケンが暖かい目でロビンを見て、肩をポンポンとやり手をおくと
「うん…この前より伸びたな…0.2センチほど…」
「っ……」
ロビンは悔しくなり、きっケンを睨めば
「お前は今何センチなんだよ!!」
「175」
「………」
「175センチ」
「二回も言わなくっても分かるわー!!」
最初のコメントを投稿しよう!