3人が本棚に入れています
本棚に追加
ある地点から 僕らは失った
あの世界から 僕らは逃げ出した
蒼いガラスには 気泡が浮いていて
こんなものでも 息をしてるようだ
喋ることは慣れた
一人で繰り返していた
喋ることは慣れた
伝えることは出来なかった 一人では
何も上手くないことに
つい最近気付いたんだ
そしたら突然広い広い
空が堕ちて来た
何もできないことに
ほんのさっき気付いたんだ
そしたら突然蒼い蒼い
空が堕ちて来た
ある地点から 僕は見失った
ある世界から 僕は間違っていたんだ
蒼いガラスには 気泡が浮いていた
粉々になり 頭上に降り注ぐ
喋ることは好きだ
一人でちゃんとできるから
喋るだけでいいや
伝えることはできないから 一人では
何も上手くないことに
つい最近気付いたんだ
そしたら突然 広い広い
空が堕ちて来た
何もできないことに
ほんのさっき気付いたんだ
そしたら突然 蒼い蒼い
空が堕ちて来た
飛び散った
息をしていた空が
僕の足元に広がった
粉々に輝いた
寧ろさっきより綺麗だった
きっといつもより綺麗だった
何も上手くはないから
せめて僕は拾い集めた
堕ちて来た夢の 淡い淡い
カケラ集めてた
何もできやしないけど
誰かいてくれたら嬉しいな
砕け散った呼吸 蒼い蒼い
空を集めてた
一人の僕の傍
蒼い蒼い影が揺れてた
僕の傍で君も
堕ちて来た空を集めてた
最初のコメントを投稿しよう!