原作・東板 前二 画・金魚の夢

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(モノローグ) ”意識の海”に ぽっかりと浮かんでいる私がいる。 仰向けに背泳ぎみたいに浮かんでいるから呼吸は出来る。 でも、見渡す限り 水平線しかなくって 私は独りぼっちだ。 静かな海だ。 まったく、寒くないのはなぜ? 肌の触覚がなくなってるみたいで あれ? そういえば 音もしない…。 静かな海 空はきれいだなあ。 満天の星空、 お月さまも綺麗…。 でも、私はひとり…。
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