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ほんまは､もう
なんとなく
分かっとる､､､､
石田が、
俯いてるわけを
きっと石田は
別れを切り出せずに
いるんやろ…
舗道に落ちた
俺と石田の影は
寄り添って
重なるんに､､､ほら
俺らの想いはいま､
離れてゆく
石田は俺じゃない
誰かと出会って
俺じゃない誰かに
恋をした､､､
たったそれだけの
ことなんに､､､､
繋ぎとめる言葉なんか
到底、今の俺には
見つからんくて
せやけどやっぱり
｢すまん､､､井上｣
そういって石田は
俺からｻﾖﾅﾗを告げた
なあ､嘘やって言うてや
ｻﾖﾅﾗなんて言葉も
終わりやなんて言葉も
全部､全部嘘やって
解かれた俺の手は
ただ温もりが無くなり
冷たくなるだけで
石田が隣におらん今
俺の冷たくなった
左手はどこにやったら
ええん？
だけど、やっぱり
最後は笑顔で
石田にｻﾖﾅﾗをする
(好き､やからこそ
最後は笑顔で)
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どうぞ､殴って下さい
あ､やっぱ叩いて下さい
文才ねえな､､､ほんとに
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