選ばれた

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目を開けるとそこは教室のような光景が広がっていた。 違う所といえば、手足に絡まる鎖だけ。 それはまるで囚人のようだった。 辺りを見回すと僕の他に40人近い人がいた。 まだ寝てる人もいればとっくに起きてる人もいて、呆然としてたり鎖から逃れようと必死だったり… 本当に様々な人がいる。 状況が掴めない中、ひとつ分かったことはここにいる誰もが"何故自分がここにいるのか"知らないってこと。 ああ、これから僕はどうなるんだろう?
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