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担任は京夜から目を離し、額に汗を貯めながらまた話しだした。
周りからは京夜への批判の会話が聞こえてくる。
『神月ってさ、目つき悪いよな』
『あいつさ、ヤンキー気取るのがカッコイイとか思ってんじゃね?』
『神月君てさ、近寄りがたいよね~』
『わかるわかる、話しかけたら殺されそうだもんね、あの死神』
『ちょっと、本人に聞こえるよ~、死神って呼ばれてるの』
京夜はそれを聞きながらも窓の外をまた見始めた。
この世は腐ってやがる
他人と関わらない、目つきが悪い、それだけでのけ者扱いかよ。くだらねぇ
そんな事を考えていると、学校終了のチャイムが鳴った。
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