Ⅰ 星那の夢

5/13
前へ
/123ページ
次へ
  パパは、とてもカッコイんだ。 お洒落だし優しいし。 「セナ、久しぶり。」 「昨日会ってないだけやん♪」 「一日でも会えないと、パパは寂しいよ。」 あたしの頭をクシャクシャ撫でて、パパは優しく微笑んだ。 それから、パパは夕陽を抱き上げ 「おぃ、ユー。父ちゃんって呼ぶな。兄ちゃんて呼べ。」 ナンテ、ふざけてて‥。 横に立っているママの唇に、チュッてkissをした。 抱っこされたままの、夕陽のほっぺが真っ赤になって 「とぉちゃん、エッロ~!」 と、言った。  
/123ページ

最初のコメントを投稿しよう!

286人が本棚に入れています
本棚に追加