動き出した物語

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俺は何かを蹴り飛ばしたその瞬間悲鳴が聞こえたこの声の高さからいって女の人だ 暗いから良く分からないが間違いなく女の人だ 俺は酷い事をしてしまった女性に回し蹴りなんて最悪だそう思いながら倒れた音がした方へ駆け寄り恐る恐る声をかけてみた 「あの大丈夫?ですか」 すると俺が蹴っただろう場所を抑えて起き上がり彼女は拳を握って言った 「大丈夫なわけ無しでしょ!!」 すると握った拳で俺を殴り倒し立ち上がりながら睨んできた まあ仕方が無い肩を叩いただけでいきなり回し蹴りだからな それは俺だって殴ったり睨んだりはするはずだそう思った時 そして彼女がなにかい言始めた 「やっと見つけてあげたのに肩叩いただけで蹴るなんて最低まあ良いや別に怪我してないし知ってて後ろから叩いたから」
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