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「ふぅ、疲れた……」
「恩にきるでござる////」
取り敢えず無事に保健室に到着です……さっきまでは保健室の先生が居たんですが、入学式から抜け出して来たんで氷水をバケツに用意してまた体育館に戻って行きました。なんで、いまは櫻井さんと二人きり………美人さんを前にするとかなり緊張します///
「冷たいでござる……」
捻挫した足をバケツの氷水に入れる櫻井さん。足白くて細いですね~~~、惚れ惚れします///これは反則じゃないですかね?例えるなら、柔道の試合中に帯を………
『アチョおおぉぉぉっ!!俺は平成のブルース・リーだぁあぁぁ!!』
みたいな感じでヌンチャク代わりに使うくらいの反則です(笑)
でも、あんまり素足を眺めると変態っぽいので頑張って視線を反らします。美人から眼反らすのって結構難しいんですよ!って言い訳ww
「イチ殿は親切でござる。学園にはイチ殿の様な者は居なかったでござる。」
「いや、頼まれた事を無視する訳にもいかないので………てか、イチじゃなくてニノマエね…」
「拙者、この様な所は初めてでござる…なので、その………イチ殿にはこれから三年間、色々御教授して頂きたいでござる……」
「イチじゃなくてニノマエ………って!?えぇっ!!??」
驚き!桃の木!山椒の木ーーーっ!!って昔の遊び歌を皆様は知ってますか?まぁ、ジュゲムみたいな感じです………って、今は関係無いですね(笑)
とにかく、かなり驚いた訳です。理由は………凶器を持ってるからwwwクナイを見たとき、あんまり関わない方がいいと感じました。
「いや、その……………」
「イチ殿………」
はっ!!彼女の色っぽい声に反応して目が合ってしまった!!!彼女の目は髪の色と同じ、青色でした。新発見だぁ★
美人さんは綺麗だな~♪断れないじゃないですか~♪だけど少しの間ダケね~♪
「良いですが――…」
「それは誠でござるか!?嬉しいでござる!!恩にきるでござる!!!」
…………コミュニケーションが激しく難しい子ですね。喜んでる姿はかなり可愛いんですが……
――ガラララッ!
あ、先生が戻って来た。
「一君と梵さんのクラス、ちゃんと確認してきたわ。二人とも、A組よ!初対面が同じクラスで良かったわねー★」
「良かった……宜しくでござる♪」
ニノマエにはもう手持ちの選択肢がない。ニノマエは目の前が真っ白になったw
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