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春になって、ちょうど桜が散る頃二人は出会った。
別々の学校で顔も知らない二人は知らず知らず近くにいて
ただ見えていなかった、だけど
あの日二人は出会った
駅前に、待ち合わせをしていた
【優也】がいた、高校生の優也は、友達と花見見に行くために
電車の向こうに、【高島】がいたギターを片手に仲間とサークルに向かう途中だった。
大学生の【高島】、高校生の
【優也】出会う事がないはずの
二人は…
ドン!
「すいません」
優也が相手の肩にぶつかってしまう、高島が振り向いた
「あ…わりぃ」
振り向いた高島はピアスを何個もつけてあからさまに派手だった
優也は極普通だ。
たったそれだけが二人の出会いだった
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