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でも次に会った日には
違っていた。
文化祭に卒業生の先輩達が来ていて、その時また会ったんだ。
でも二人とも眼中に入っていなくてまた…
ドン!
「すいません」
また高島が振り向く
「あ…わりぃ」
その時、やっと二人は
「…あの時の」
被る二人の声は響いた
二人は沈黙した雰囲気に
「変わりましたね?なんか派手だったのに」
優也が目を逸らしながら言った。そんな優也を見た高島は
「全然身長のびねぇな」
と軽く頭を叩く、すると不機嫌な優也は「本当に旨いのかよ」とギターを指先で差し。
「じゃあ聴いて行けよ」
ギターをとる高島の笑顔が、優也にとっては輝いて見えた。
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