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優也が目を見開き
「ああー見てやるよ!」
高島はその言葉に背中を震わせて笑いを堪えた
「ああ…見てろ」
【ギぁー】という声がまじれば、周りはファンばかり相手の姿があっという間に見えなくなる。
前へ前へ進むが見えないしかし、ハイスキーな歌声が聞こえた途端まるで導かれるように相手の表情を見ることができた
【上手い】、いや【綺麗】だと思ってしまう優也は相手の歌声に見聞いてしまった。
ギターのリズムが加速すれば周りの女の子達の声で盛り上がりがピークする。
あっという間だった優也は呆気にとられ、周りの声が聞こえなかった高島の笑顔を見つめていた。
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