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北「………んッ……」
あぁ、、
悠仁は
俺の横に
ずっと
いてくれたのか。。
悠仁を起こさない様に
ぎしぎしいう体を
そぉっと起こし
その月の光に照らされた
寝顔を覗いた―――
岩「ゆう、、じん…」
泣いてる…
頬に残る涙の跡を
指でなぞり
「ごめんな…」
とだけ囁いた
泣き腫らしたのであろう
その目も
未だに涙の跡が残る
その頬も
愛しいと思ってしまう
自分に苦笑いをした
たぶんきっと、俺は
深刻な
病気なんだろう、、、
俺は愛しき悠仁を
これ以上苦しめない様に
ある事を決心し
いつの間にか
握られていた手を
強く握り直して
再び眠りについた
ズキズキと痛む胸と
止まるところを知らない
涙を無視して―――――
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