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北「…岩、、ちゃん?」
俺は不安そうな悠仁を
呼び止めないように
心に鍵をかけて
口先だけで
言葉を放った――――
「ゆずも俺達の関係も、、
もうやめにしよう」
「…な、んで!? どうしてそんなことッ、、!」
「もう俺はきっと歌えない。そうだろう?」
「そんなッ!!!しばらくしたら歌えるように―」
「しばらくたつまで!!……しばらくするまで、お前はどうするんだよ。みんなに忘れられる前に解散して、悠仁だけでも早くソロ活動でもしたほうがいい」
「…俺、待ってるもん!」
「馬鹿言うなッ!…俺はもうお前とは歌えない,,,」
「…でも、、別れなくたっていいじゃない!!」
「ダメなんだッ!,,,,,もう悠仁とはやっていけないんだ…………」
言ってしまった
こんな酷いことを…
でもこうしなければ
悠仁は俺のせいで
幸せにはなれなくなるから
「………もう、岩ちゃんは俺の事嫌になったんだ…。ごめんね…?いままでありがとッ、、」
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