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「!!!!」
エリザベスは俺を見た瞬間、肩をびくつかせてキョロキョロしはじめた。
何をするのかとおもいきや、いきなり。
クローゼットの扉を勢いよく開け、中に飛び越んでしまった。
―シーンッ…
「…。」
どうしたものだろうか?
立ち尽くす俺。
…天然?
とりあえずクローゼットの前に立ってみた。
「…なあ」
「っ!!」
彼女が中で驚いたのがわかった。
「あの…出て来いよ」
―シーン…
嫌だと言うことか?
どうしようもなく立ち尽くしていると、扉が少し開いた。
―お?
出て来る気になったか?
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