summer blue

3/5
前へ
/204ページ
次へ
「あ~あ、なにをうだうだしてるんですか?三年生」 何気になくあなたに話しかける 驚く顔のあなた いま、彼が僕を見てる なんだか、緊張して うまくしゃべれなかった 「式、始まるんでしょう」 「君、一年生?」 「はい、だけどこんなに泣き虫な三年生を見たのは初めてです(笑)」 少しムッとするあなた 「なんだと?」 「ああ、すみません 早く行った方がいいですよ」 「あっそうだった。」 いつもの笑顔で 『じゃあな』 といった。 もう、卒業してしまうんですね。 少し、いや かなり 僕は寂しさを胸に抱く
/204ページ

最初のコメントを投稿しよう!

442人が本棚に入れています
本棚に追加