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「生活費の貢献に一役買ってね亮佑さん☆」
「…………」
ヤバイ。
コイツ本気だ。
愕然とした表情と共に亮佑はそう確信した。
「というわけで翔太」
愕然と項垂れている亮佑を前に佐和子は翔太を振り向いた。
「一人旅の件は問題無しって事で」
「お、おう、有難う御座います……」
「勿論、行くなら休みの日に行って来てね」
「あ、ああうん、解ってるよ」
母さんを敵に回すのは止めよう……。
苦笑と共にそう決心する翔太なのであった。
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