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ジリリリリリ――。
ジリリリリリ――。
ジリリリリリ――。
カチッ……。
俺は手探りで目覚まし時計を探し始め第3音終了と同時に目覚まし時計を止めるスイッチを押した。
カチッ。カチッ。
俺が寝ていた時と同じく何も無かったかの様に1秒に1回秒針が振れ、60秒に1回振れるのだった。
そして目覚まし時計の音が止んですぐにガチャリと俺の部屋が開けられドアに引っ掛けてある小さい銅ベルがチリンチリンと小さく鳴る。
「お兄~ちゃん朝だニャン♪」
元気な声と同時に俺が寝ているベッドへと足音が近付いて来るのだった。
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