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「れ、恋!?
朝から何言ってんだよ!?」
「うん？
朝ご飯食べちゃうよ？」
「え？」
そうか……。
恋にはそんな知識無いし必要も無いからな。
「ついでに食べるって教えたのは？」
「影太さんだよ？」
影太殺す……。
純粋でそういう知識０である彼女に何を教えているんだアイツは？
「それより私を見てよお兄ちゃん」
「ん？あれ？うちの学校のブレザー？」
「そうそう
私今日からお兄ちゃんと同じ学校の生徒だよ～」
そういえば恋は去年から受験勉強頑張っていたし俺をわざわざ家庭教師にしてたからなー……。
でも元々頭の良い恋は受験で５教科で合計500点中486点を出し余裕で新入生挨拶をしなくてはならない。
そういえば去年は俺が500点取って新入生挨拶だったんだけど入学式ほったらかしに桜を見ていて２位だった人が新入生挨拶をしていたエピソードを思いだした。
「似合うかな？」
まだまだ幼い顔に、幼い体型なのだがブレザーを着るとやっぱり少し大人っぽく見える。
「かなり似合うよ！」
うん。
我ながら自慢の妹だ。
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