118人が本棚に入れています
本棚に追加
「ありがとうね恋ちゃん
恋ちゃんのお弁当味わって食べるね」
「そんなに期待しないでくださいね」
「「いいや期待しますよ!」」
星丸と恋の会話に交じってしまったよ。
恋の料理が不味いなんて言ったら世界中の料理全てが不味い事になるよ君達!
それに気付いた人も居るだろうけど恋と星丸って珍しい組み合わせじゃないか?
「良いなー……恋ちゃんのお弁当……」
「うわっ!?怪しい奴が電柱覗いてる!?」
と思ったら恋の彼女の山田影太(ヤマダエイタ)が電柱から負のオーラを垂れ流ししていた。
「お弁当……」
ジロジロと星丸のお弁当に釘付けの影太。
勝ち誇った星丸の顔。
「なぁもう1つ無いの?」
恋にコソッと聞いた。
「あるわけないでしょお兄ちゃん
4人ぶんのお弁当作ったら冷蔵庫スカスカになりますにゃー」
さっき2人ぶんも3人ぶんも同じだったとか言ってなかったか?
つーか彼氏ぶんくらいたまに作ってやれよ。
「恋のお弁当を影太にあげるという発想は?」
「あるわけないにゃー」
うん。
影太はあまり大事にされていないみたいだ。
最初のコメントを投稿しよう!