メリー「わたし、メリーさんなの?」

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男「くそ、メリーが僕の下ネタを聞いて恥ずかしがってくれなかったせいでオチが作れない」 メリー「や、やっぱりそーゆー……下品な所が嫌いだって、何度言えばわかるのよ……」 男「そう言われても。さっき言ったように、君を離れさせるためにはこの手段を使うしか、」 メリー「……わたしの電話がイヤなの?わたしに電話してほしくないから、わざと変態的な態度で装って嫌われようとしてるの?」 男「返答に困るな。決して君の電話はイヤじゃないが、嫌われようとしてるってのはあるっちゃあるかもしれ」 メリー「じゃあ、わたしのことが嫌いなのね」 男「なぜにそうなる」 メリー「そうね、わたしばかり嫌い嫌いって嘆いて……ただ、少しえっちなだけなのに、変に怒って……」 男「おーい」 メリー「わかった。わたし、すぐは無理だけど、ちょっとずつ大人になるから。あなたのセクハラを真に受けないで、大人の反応をしてみせるから」 男「おーい」 メリー「だからお願い。わたしのこと、嫌いにならないで……?」 男「まず君は落ち着け。もう何がなんだか、本当に何の話だったのか忘れてしまった。そうだ、保留はしないで電話を切ろう、そして今一度会話を全てリセットしてしまおう。オチ切れとか言うな。では」    ぶつっ メリー「…………どうすれば、好きになってもらえるのかな……」
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