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「…いいですか、大王」
「？」
「僕だって、あなたを何度も抱きたいですよ。むちゃくちゃに、本当に壊れてしまうぐらい」
「っ」
「ですが、それはあなたを傷付ける以外の何でもない」
鬼男は閻魔の頭を撫でる
「抱きたくないんじゃない、あなたを大切にしたいんです」
「…おっ…鬼男君のキザ!」
「人が言ってるときにふざけんなイカが」
「ひっどい!」
「それに心配してるんですよ」
「へ」
ぽかんと口を開ける閻魔に鬼男はため息を一つ
「ほら、してる時…僕結構乱暴に扱っちゃうじゃないですか…」
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