刹那の過去

2/37
前へ
/37ページ
次へ
窓から差し込む太陽の光で刹那は目を覚ました 普段と変わらない自分の部屋 ふと時計を見るとすでに7時を過ぎていた 「やべっ!!」 刹那は布団から飛び起きると急いで着替えて階段を降りて行った 「おい、母さん、何で起こしてくれなかったんだよ!?」 刹那はそう言って台所で朝食を作っている母親に怒鳴った 「何言ってるのよ、普段ならまだ寝てる時間でしょ?」 「昨日の夜言っただろ、今日は日直だから早めに行かないと行けないって」 「そう言えば言ってたわね」 「もう良い、行ってきます」 そう言うと刹那は朝食も食べずに学校に向かった
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加