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掘りはじめてから約15分
「ふぅ~ やっと全身が見えるようになったな」
「結構疲れましたね…」
「………」
「神楽どうしたぁ?
ずっと黙ってるじゃないか」
「そういえば神楽ちゃん
この子のこと知ってるんだったよね」
「おい誰なんだ?
この落下娘さんはよぉ」
「この人は――… 」
神楽が何か言いかけたとき
「ウーーーン...
…ん? どこここ…
………!!!
神楽ちゃん?神楽ちゃんだよね…?」
「ゆ…ゆり姉ぇ~~(涙)」
神楽はゆり姉という人物に駆け寄り泣きじゃくっている
「おーい どんな関係かは
知らねーがそろそろ俺達にも紹介してくれよ
なっ新八?」
「うん 誰なの?その子」
「あっ うんこの人は…」
「神楽ちゃん 自分の事なんだし自分で言うわ」
「なら 任せるアル」
「はじめまして 私は風速民族"綿飴"(ワタアメ) の最後の1人 由里(ユリ) といいます 神楽ちゃんとは小さいときからの付き合いです」
「風俗民族!?
なんだぁ 物騒だな」
『風速民族だから!!!』
「でも 最後の一人って…」
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