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一方、庭では…
『……(ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ)』
どっからどう見ても緊張してるようにしか見えない由里と山崎と
「……」
（大丈夫かよ…）
と呆れつつもしっかり戦闘体勢に入っている土方がいた
「オイッ!!」
『！！』
土方のいきなりの大声に驚く２人
「もうそろそろアキラが来てもおかしくない時間だ
俺は持ち場に行くからな
…うまくやれよ……由里」
とだけ言い残して土方はその場を去った
（…ありがとう土方さん）
「…由里ちゃん…」
「ん？どうしたの退？」
「僕も…そろそろ行くから
頑張ってね
…由里ちゃんならきっと上手くいくよ」
「ありがと！！」
「それで…
今回の事が片付いたら
聞いてほしい事があるんだ…
聞いてくれる？」
「うん…
分かった
その話をするときは…
絶対に笑顔でいようね…!」
二人はしばらく見つめあい
山崎は去った
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